支援パイロットプロジェクト

新潟大学国際戦略本部は、「GIS医療新分野への応用研究」を、パイロットプロジェクトとして位置づけ重点的に支援しています。この戦略本部によるGIS支援構想は、文部科学省の「国際戦略本部強化事業」にも採択されました。新潟大学は、次世代GISの国際的な研究拠点づくりを通じ、全学的なプロジェクト支援の課題とノウハウの抽出、水平展開可能なモデルの形成に取り組みます。

GISと教育 GISと教育

ArcGISのサイトライセンスによる全学への導入を受け、GIS関連のカリキュラムの整備を推進しています。

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四川大地震とGIS

本学、環境・防災GISセンター(自然科学系附置コア・ステーション)では、2008年5月12日中華人民共和国四川省で発生した地震(wenchun dadizhen)の復興を願い、被災地の衛星画像のGIS解析を行いました。

         

【補足説明】:使っている衛星データは、日本JAXAのALOS(だいち)で2006年1月24日打ち上げられたものです。解像度は、カラーで10mx10mで白黒で4mx4mです。

  1. 衛星データをカラーで表示するには3つのバンドを使用します。ALOSは4つのバンドを持っています。画像は、バンド1,2,4を用いたものです。近赤外波長に赤を割り振ったため、赤く見えるのは植生です。
  2. 分類方法:「教師付き」と「教師無し」があります。教師付きは何かが分っているところから、サンプルを取り、これを教師として、サンプルに近い反射値どうしをまとめて分類していきます。これに対して、教師無しはサンプルを取らず、反射値のみから、その違いを統計的に解析して、分類していきます。現地に赴き、「教師」をつける作業を「グラウンド・トゥルース」と呼び、これにより衛星画像解析を検証します。

環境・防災GISセンターでは、現在こうした衛星画像分析の取組を端緒として中国に若手研究者を派遣、グラウンド・トゥルースを行い、学術の面から災害復興に寄与すること企画しています。

環境・防災GISセンターセンター長
阿 部 信 行(農学部教授)

Written in 30 May. 2008